出会い

 東京はソメイヨシノから八重桜と桜の季節が移っていきました。

 春は行ったり来たりで、一日の気温差や昨日との気温差が大きく 身体には大きな負担がかかり 4月に環境が変わったりすると 今頃は疲れがピークかもしれませんね。

 出会いというのは 3月に文響社出版 『長生きに こだわらない』東京大学名誉教授 矢作直樹著 の本に出会ったことです。整体という仕事を続けていく中で 身体のこと、健康のこと いろいろと気づくこと 感じることがあり お客様に話してきた内容がドクターの立場でも感じていらっしゃった事を知って 自分が間違っていなかったんだな と思わせていただきました。そんな内容を改めて 1ヶ月に1つずつご案内できればと思っています。ここからは一部引用です。

 

 P63

 ちょっと不便な生活を楽しむ

 体をほどほどに動かす習慣があれば、自然と転びにくくなります。筋力の維持や関節の可動域を維持できるからです。

 すると血液の循環も適度に保たれます。内臓の働きを後押しし、脳内環境を好転させることで記憶力や空間認知力も向上します。

 つまり結論から言うと、体をほどほどに動かすことで内臓や脳の健康を維持し、日常を快適化できるということです。

 これが自律した生き方です。

 ただし加齢で筋の不具合(脳血管疾患、認知症、頸椎の変形や後縦靭帯骨化症、神経や筋の変性疾患など)が隠れていることもあります。何かおかしいと感じたら、医療機関で見立てをしてもらうこと。(後略)

 

 P67

 「勝手にやってもらう」に慣れない

 (前略)(p68)勝手にやってくれる(やってほしい)という姿勢の先に待ち受けるのは、心身の硬直化です。人は便利さへと舵を切りたがりますが、動物として持っている機能、本能という視点で見れば、ある一線を越えてはなりません。

 その一線こそ、自ら動き、自ら考える「主体性」です。

 機械がやってくれたらいい、便利だと、もし考え始めたら、自身の筋肉や反射神経が確実に低下していると思ってください。脳機能も低下します。

 主体性を放棄する、一線を越えるというのは、そういうことです。

 「不便だけど、不幸じゃない」

 そんな言葉があります。不便は必ずしも不幸ではありません

 転ばないようにと散々、便利にした結果、動かなくて良くなり、むしろ体が硬くなるとか、転びやすくなってしまうことだってあるのです。

 

 と記されています。

 暖かい季節にもなりました。

 是非 出来る範囲で体を使い 動かして 身体の声を聴き 笑顔で過ごしましょうね!

 無理はいけませんが、 ほんの少しだけ負荷をかけてみるのもいいかもしれません。

 勿論 ゆっくり 深い呼吸とともに(#^.^#)

 素敵な春を楽しんでくださいね。

 

  *赤字部分は私が そうそう と思った箇所で色を付けました。

【今日の記念日】